麺業界様 個包装だしパック案件

味噌煮込みうどんセット用のだしパック開発依頼。
つゆのみだけでなくダシパックを添付する事で、簡易ながらも本格的な味噌煮込みうどんを楽しんでもらいたいがコンセプト。

味噌煮込みうどん

原材料検討

お客様もだしパックの添付した味噌煮込みうどんの企画は初めて。
既に発売されている他社様の味噌煮込みうどんを比較検討し使用する原材料を決定しました。

調味味噌との検証

お客様より鰹節の燻臭を抑えつつ鰹節の旨味UP、雑節感をより強調したいご要望を頂きました。
ご用意いただいた調味味噌にて試作検証を繰り返し、
原材料の再選定と配合の微調整と行いました。
鰹節は当社の風味強化節を使用し、使用する魚種を変更する事でお客様の求めるおだしにたどり着きました。

抽出時間にあった原材料サイズ

味噌煮込みうどんはだし抽出時間、味噌スープと味噌煮込み独特なうどんを煮込む時間をを合わせると、どうしても通常のラーメンやうどんに比べて長時間かかってしまいます。
うどんの煮込み時間は短縮できないので、だし抽出時間をなるべく短くしたい。
でも、うどんを煮込む時間でせっかく抽出した風味を飛散させたくなく、なるべく残したいとの要望でした。
お客様が設定された抽出完了時間とその時間内に最大限だし感が出るように、
だしパックの中身の原材料サイズを検証し、改良提案を行いました。

最終検証

お客様と当社でそれぞれに実際にメニューレシピ通りに作りました。
双方にて開発レベルで実食テストを行い合格点が出て後、
お客様側の最終社内テストを行い、採用決定をいただきました。